今個人開発で家族や恋人同士で使うことを考えたリマインドチャットツールを開発しています。
それでそのようなアプリは需要があるのかや普段どんなアプリを使っているのかが分からなかったので、渋谷のハチ公前で待ち合わせをしている時間のありそうな人に声をかけて話を聞くということをやってみました。
そこで得た気づきなどを書いていければと思います。
初めてユーザーインタビューしてみた感想
総勢10人に声をかけてて、話を聞けたのは4人でした。インタビューの2人目までは弱々しく「すいません…」のような声掛けをしてしまい、見事に不審者のような目で見られてしまいました。。
それがショックで3回目以降なかなか声をかけれませんでした。
そこで、ターゲットを変更して同じようにハチ公前で声掛けをしている人と少し会話して、聞き終わった後にインタビューに答えてもらうということをしてみました。
ちょうどそのときに宣伝のビラ配りをしているアイドルの子がいたので会話して、インタビューに答えてもらいました。
それが初めてうまくいったユーザーインタビューですごくうれしかったです。
ただ、事前にメモをしていた聞きたいことを機械的に聞いてしまっていて、会話として不自然な形になってしまいました。聞いていた内容としてはこんな感じでした。
- 大体の年齢は?
- 職業は何をしているか。
- スケジュール管理で何のアプリを使っているか。
- リマインドのアプリは使っているか。
- 誰かとスケジュールを共有しているか。
聞きたいことを聞けたのはいいのですが、その裏にあるユーザー心理までは汲み取ることができませんでした。
それに女性でしかもアイドルに年齢を聞くという失態を犯してしまい変な空気になってしまったので、相手によって質問を変えるという柔軟さも大事だと感じました。
また、大事だと思ったのはただ質問するだけではなくて「なぜそのアプリを使っているのか」や「今のアプリの不満点」や「そのアプリがなかったら何を使うか」などを聞いたほうがよかったと強く思いました。
さらに「今後追加予定の機能を伝えてみてその反応を見る」といったことができるとよりよいと思いました。
インタビューの結果
今回インタビューしてみて、4人中3人がTime Tree を家族やグループ等の複数人で予定を釣友するために使っているということが分かり、インタビューに協力いただいた方の周りでもTime Tree を使っている人は多いとのことでした。
また、Time Tree で予定の通知をしてくれるので特段通知関連で困ってはいないこと、LINE で通知が来ることに対して2回も通知されるのでいらないといった意見もありました。
ユーザーインタビューしてみて気づいたこと
今回ユーザーインタビューをしてみた気づいたこととしては、家族や恋人をコアターゲットとしたリマインドツールで使ってもらうようになるには難しいんじゃないかということでした。
コアターゲットになりそうな人がTime Treeを使っていること。アプリが通知機能を提供していて、それに満足していることからです。
コアターゲットを変える
現状だと、ターゲットを変える必要がありそうで、現状考えているのが営業の方をターゲットにしたリマインドチャットツールです。
営業当日の朝に忘れがちな「今日はよろしくお願いします」のようなメッセージを自動で送ってくれるものをイメージしてます。
ただ今のミューチャの仕様だと、公式アカウントからメッセージが送られるようになっているので、淡白に感じられます。
仮説として、営業は人と人とのコミュニケーションが大事にしているが根底にある気がしてて、そうなるとミューチャの今の仕様だと刺さらないと思いました。
理想は、LINE から本人のアカウントで指定した日時にメッセージを送信できることです。
ただ、そのようなAPI は現状なく、LINE APIを組み合わせて自身のアカウントで他の人へ予約メッセージが配信できないかというのを検証してますがおそらくできなさそうでした。
また、仮にできたとしてもLINE 側でできなくされた場合(公式に提供されていない機能になるので大いにありえると思いました。)、サービスが継続できないということになりかねないという懸念もあります。
さいごに
LINE のリマインドアプリを諦めるかもと考えているところです。
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