新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします🚀
ブログを2年くらい書いてきましたが、自分が何者なのか、どういう経歴で今エンジニアをやっているのかを書いていなかったので、これを気に書いてみたいと思います。
なんとなく不安を抱えていたサラリーマン時代
どこからの経歴を書くか迷いましたが、僕は国立大学の大学院を卒業して愛知の車部品メーカーに就職してサラリーマンになりました。
理系ではあったものの化学科だったので、プログラミングどころかパソコンもワードとパワポしか触れず、メーカーでも品質管理をやっていたので、プログラミングのプの字もなかったです。
クルマ部品メーカーで働いて1年くらいしたころ、このまま40年以上ここで働くのかーと考えると、絶望に近いものを感じました。
全くワクワクしない。。
そもそも車が全然好きじゃない。。。
これを当時の上司に見られたら怒られそうですが、さすがは品質のトヨタでハンドルの形が 0.1 ミリ歪んでいるのがまずいという会議を真剣にしていて、僕は「そんなん誰が気にすんねん。」と思いながら違うことを考えてました。
さらに当時の上司が鬼のように忙しく働いているのを見て、この人のようになりたいと思いませんでした。(素敵な人でした)
また、覚えることもその会社でしか使えない知識ばかりだったので、もし会社が傾いて転職しようと思ったときにはほとんど役に立たないだろうということが直感的に分かっていたので、イマイチ本気で取り組む気になりませんでした。
終身雇用じゃなくなってきている今、この会社で働き続けることは大きなリスクだなと思っていました。
何十年後かに会社が下火になっていたとしても、会社にしがみつくしかなくなってしまうしかなくなります。
自分自身の価値やスキルを高めていかないときっと不自由になる。。
そんな中、ぼーっと見ていた YouTube でマコなり社長が出てきて、「これからは IT の時代だ」「プログラミングで人生変わる」というのを熱く語っていました。
もちろんポジショントークでかなり大げさにいっていたものの、彼の言っていることは大きく間違っていないと思いました。
これからは IT の時代なのはまちがいないし(もうなっていると思います)、プログラミングを仕事にできれば他で通用する汎用的なスキルが身につく。
そう思った僕は、親にお金を借りてすぐにプログラミングスクールに話を聞きに行ってその日に入ることを決めました。
仕事をしながらプログラミングスクールに通う日々
スクールでプログラミングを勉強したてのころは、分からないことだらけで何度も挫折しました。
また、大学院生のころくらいから真剣に勉強してこなかったので、仕事して疲れて帰ってきてから夜プログラミング教室に行って勉強するというのが想像以上につらく捗りませんでした。
もう無理。。もうちょっとやるか。もう無理。。の繰り返しで同じタイミングで入った他のスクール生より出来が悪かったです。
その時に投げ出さなかったのは、親に借金してまで高いお金を払っていて引き返せなかったのと、分からないときにいつでも質問できるのでゆっくりでもそれなりに進んでいくという環境でした。
どちらも本当に大きくて、まずはスクールに100万近く払っているので引き返せないです。プログラミングに向いていない可能性も十分にあったのでこの方法は絶対におすすめしません(笑)
もう一つはいつでも質問できる環境です。
特に学習初期はつまづくポイントがめちゃくちゃあります。初めてだとそこで挫折することが多いのですが、そこをサポートしてくれるというのが大きかったです。
安直に決めてしまった転職
なんとかプログラミングスクールを卒業していざ就活をはじめたものの、全くうまく行きませんでした。
当時(2020年4~8月頃)はというと、プログラミングスクールブームの最盛期でスクールに通って転職する人が1番多かった時代でした。
当時大量のスクール生が同じようなポートフォリオを作って、Wantedly で応募の連打をしていました。当然、応募を受ける側は同じようなポートフォリオを見せられていて、応募者も多くいるという状態でした。
例にもれず僕もその内のひとりでしたが、本来ライバルが多いならそのライバルと違うことをするなど工夫したり頑張らないといけません。
その頃の僕はライバルと同じことをしていて、差別化できていなかったというのがうまくいかなかった理由です。
運良くたまたま一社だけ決まり、スクールに通ったのだから転職しないといけないという謎の理論で深く考えずに転職を決めてしまいました。
ここで信頼できるIT業界の人に相談できればよかったのですが、その頃の自分はスクールのチューターや転職エージェントくらいしか相談できる人がおらず、残念ながらあまりいいアドバイスはもらえませんでした。
転職先ではコードを書くのではなく FileMaker というノーコードツールでシステム開発をするという業務内容で、コードを書く業務はなくスキルを伸ばしていくことができませんでした。
もちろんノーコードツールでの開発ということは聞いていましたが、たまに Web 制作をやらしてくれると聞いていたのと、スクールのチューターのまずはそこで修行をするのもありだというのを鵜呑みにしていました。
入ってみると、FileMaker を使った開発のみでコードを書くということはありませんでした。
年収も70%くらいまで減りました。
転職した目的に立ち返ってみると、「スキルをつけたかった」「プログラミングをしてサービスをつくるのが楽しくてそれを仕事にしたかった」でした。
ですがこれら2つは満たされず、おまけに年収も減りました。
選択を間違えたことに転職を決めてから気づきました。
スクールのチューターの修行というのも間違えではないかもしれないけど、ただでさえもう20代後半で出遅れているのにこのままだとさらに遅れることになる。。
そもそも努力しきれなかった自分が悪い。。。
入って1ヶ月後には僕はもう一度転職することを決めました。
二度目の転職活動
同じ失敗を繰り返さないために、オンラインサロンに入ったり、そこで信頼できる人を見つけてコンタクトを取るなど(今でもお世話になっている人です)情報収集からきちんとし、自分を追い込みました。
このとき何をしたかについてはこちらの note で詳しく書いているのでよければご覧ください。
note に書いているようなことをして、なんとかベンチャー企業に滑り込むことができました。そこで一年間修行を積んで今の会社に転職をして、エンジニアとして働けているという状態です。
おわりに
ちょっと長くなりましたが、自己紹介は以上とします。
また、時間があるときにベンチャー企業に入ってからについても書きたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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