僕はIT業界に未経験から転職してきたので、ネットワークの知識がほぼありませんでした。プライベートアドレスとパブリックアドレスの違いも分からず、仕事のSlackで恥ずかしい思いをしたくらい何も分かりませんでした。
当時はこれではやばいと思いながらも何を勉強したらいいか分からず、基本情報の本を買ってやってみたり、AWSの本を読んでみたり試行錯誤していました。そんな中これをやって一番よかったのはなにかというとAWSのソリューションアーキテクトの資格を取ることです。
AWSでインフラの環境をつくるためには、ネットワークの概念が分かっている必要があります。当然IPアドレスやサブネットマスクも理解して、適切に設計していく必要があります。僕自身、試験勉強をしていく中でネットワークの知識がついていくのを感じました。
また、この試験を勉強することでネットワークの知識はもちろんインフラ構築する上で最低限考慮しないといけないことを学ぶことができました。例えばAWSでは1つのAZで障害が起きてもシステムが稼働し続けられるように設計するのが、ベストプラクティスとされています。こういったことはインフラ構築で基礎となってくる部分です。このようにインフラ設計の基本的なところを知ることができるのもいいところだと思います。
また、AWSのサービスを網羅的に知ることができるので、実務で機能開発するときにAWSのサービスを組み合わせて、もっと良い設計ができないだろうかと考えるようになり設計の幅が広がるのを感じました。
さらに、資格を取ることでAWS周りの設定を触らせてもらいやすくなったり、社内でインフラといえばあの人というポジション取りにも使えたりといいことづくしです。
とるしかないね!!
もう一点お金面でいうと、とにかく一回あたりの試験代が高いです。基本情報で7000円くらいですが、AWS ソリューションアーキテクトでは約17000円します。これはいい意味でプレッシャーになります。これだけあれば3回くらい飲みにいけますからね。お金を払ったのだからやるしかないという気持ちになりました。
とりあえず申し込むというのはありだと思います。
資格取得のためにやった勉強方法
僕がやった勉強方法としては、「AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト 改訂第2版」という書籍をまず一周しました。解説も一通り目を通しながら、練習問題を2周ほどやり基礎固めをしました。
これで基礎的なところは分かったので、次にこちらのUdemyの教材をやりました。全部で演習問題が6つあるのですが、模擬試験①以外はかなり難しいです。僕は「基本問題の模擬試験①(「これだけでOK!~講座の模擬試験③と一部重複あり)」だけを繰り返しやりました。答えを覚えてしまったのもありますが、64/65で正解できるくらいにはやりこみました。
【2022年版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)
やったこととしてはこれだけですが、803点と余裕を持って合格することができました。
勉強時間はというと、平日は毎日1時間くらいと土日で2時間ずつくらいは時間をとって、大体3週間ほど勉強して取れたと言った感じです。(業務でもAWSを触り始めたころだったので、全くの初めてだともう少しかかるかもしれないです。)
さいごに
今までぼんやりとしていたインフラの部分の解像度が上がり、成長したなあと感じた瞬間でもありました。ぜひネットワークやインフラに苦手意識がある人は受けてみるといいと思います!
ここまで読んでいただきありがとうございました。